暑いです！！！

７月に入り暑さの厳しい日が続いていますね💦

なかなかお散歩にも行けないわんちゃんのストレスををどう発散させようか悩んでいる飼い主さんは私だけではないはず…。

実際にアスファルトを触ってみると昼間は非常に高温になっており、夏のお散歩はいかに危険か実感できるかと思います。

実際に来院される飼い主さんからも、近頃暑いせいか食欲が落ちている…とお聞きすることも少なくありません。

これからの時期心配されるのは熱中症です。

汗をかかないワンちゃんネコちゃんはヒトに比べて体温調節がしにくいです。

そのため暑さには弱く、パグやブルドックなどの短頭種、高齢・幼齢な犬、肥満気味なワンちゃんネコちゃんは特に注意が必要です。

まずは熱中症にさせないことが大切ですが、もしなってしまった場合も飼い主さんの迅速な対応が必要になってきます。

今回は熱中症についてお話したいと思います。

・いつもより呼吸が早くハアハアしている。・よだれが増える。

→これらは熱中症の初期症状です。

お水を飲ませたり、涼しい部屋に移動し呼吸を落ち着かせしっかり休憩をさせてあげましょう。

・体温が上昇する。・口や目が充血する。・ハアハアではなくガーガー呼吸をする。

→こちらは中期症状です。保冷剤や濡れたタオルをかけ体を冷やしてあげてください。

その上からドライヤーで冷風や扇風機の風を当ててあげると更に効果的です。

 

 

 

 

 

 

 

（呼吸が落ち着いたら冷やすのを止め、低体温にならないよう注意してください。）

 

 

・呼びかけに対する反応が遅い。・痙攣や嘔吐をする。・舌の色が紫になる。

→こちらは重症症状です。すぐに体を冷やし病院を受診してください。

 

では熱中症にならないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

まずは暑い時間のお散歩は避け、涼しい室内での生活をおすすめします。

今夏は節電、節電と言われていますが命にはかえられません。

クーラーなどの冷房も上手に使いワンちゃんネコちゃんにとって快適な環境を作ることが大切です。

 

我が家の愛犬もフレンチブルドックという熱中症になりやすい犬種です。

暑い日はプールで体を冷やしながら遊んだり、お散歩の時間を短くしたりと工夫をしながら過ごしています。

 

それでも思い切り遊べないことに不満があるのか、より一層やんちゃに…。

網戸・障子張り替え係の父は大忙しです(笑)

 

 

 

 

これから本格的な夏が始まりますがワンちゃんネコちゃんはもちろん、飼い主さんも気を付けてお過ごしください。

安藤