愛知県豊田市の動物病院 ゆう動物病院 犬・猫手術 整形外科(骨折・脱臼)

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前十字靱帯断裂

前十字靭帯は、膝の関節内に存在し、大腿骨に対し脛骨が前方に変移しないように制限したり、過伸展を防ぐ働きがあります。犬では人に比べて近位脛骨の関節面の傾きが大きいので、前十字靭帯に負担がかかりやすく、断裂を起こす可能性が高くなります。 手術方法は、従来の関節包外法と近位脛骨骨切り術があります。当院では、近位脛骨骨切り術を行う場合TPLOを行っています。

TPLOは脛骨の近位を半円状に骨切り・回転し、脛骨の機能軸に対し約6度になるように固定します。 従来の手術方法に比べ、安静期間が短くて済み、早期に運動が可能になります。

椎間板ヘルニア

背骨と背骨の間のクッションになっている椎間板が突出して、背骨の中を通っている神経(脊髄)を圧迫したり傷つける病気です。首に痛みが出たり、ふらふらとしか歩けなくなったり、自分で立てなくなることもあります。症状が軽い時は薬と安静療法で、症状が重い時(起立不能や自力で排尿が出来ないとき等)は手術をして脊髄を圧迫しているところを取り除きます。

頚部椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは胸・腰部で起こることが多いのですが、首にも起こります。
脊髄の損傷度が軽い場合は首の痛みだけの場合もありますし、重度の場合は四肢麻痺を起こすこともあります。
手術方法は胸腰部では、脊椎の横にある関節突起とよばれる部分を除去して脊髄にアプローチします。
首の椎間板ヘルニアでは、脊椎の腹側に小さな穴をつくって、そこからヘルニア物質を除去をするベントラルスロットという方法を主に行っています。

四肢麻痺の犬に頚部脊髄造影を行ったX線写真。
第5~6頚椎の間で腹側から脊髄が圧迫されています。(赤矢印)

ベントラルスロットを行った犬の頚椎腹背像。
術後1ヶ月後のX線写真ですが、第5~6頚椎間に開けた穴が確認できます。(赤矢印)

股関節脱臼

股関節に交通事故などの大きな力が加わって、太ももの骨が骨盤の関節からはずれることがあります。

仙腸関節脱臼

交通事故による、骨盤の骨折と、脊椎(仙骨)と骨盤(腸骨)の脱臼

足根中足関節の亜脱臼

膝蓋骨脱臼

ひざのおさら(膝蓋骨:しつがいこつ)が正常な位置からはずれてしまう病気です。
一般的には小型犬に多く見られ、内側に脱臼することが多いようです。脱臼するとひざをかばってよちよち歩きや足先が体の内側を向いてO脚のように見えることもあります。

赤い丸がひざのおさらです。
手術後はおさらが元の太ももの骨にもどり足もまっすぐになります。

びっこをひかない小型犬の膝蓋骨脱臼でも、膝の関節面に傷がついていることがあります。(写真左)
Block Recession(ひざの溝を深くする手術)を行った術中写真。(写真右)

長趾伸筋腱の脱臼

ひざの関節に付着している長趾伸筋腱が、脛骨(すねの骨)の溝からはずれると後肢をかばって歩くようになり、特徴的なクリック音を呈します。治療は脛骨の溝に糸をかけて、この腱の脱臼を防いでやります。

膝の複合靭帯損傷

このワンちゃんは、両側の膝(ひざ)の前十字靭帯断裂をおこしたあとさらに転倒し、外側側副靭帯の損傷をおこしました。
膝の関節が非常に不安定になり、起立不能になりました。
手術はスクリューとワイヤーを使って、膝関節を安定化させました。

骨折

最近は、犬を放し飼いにすることは少なくなったことで、交通事故による骨折は減っています。
そのかわり、小型犬では抱っこしていてあやまって落としたりすることで骨折をすることがあります。

橈尺骨骨折

【橈尺骨骨折 ダブルプレート法】

以前は小型犬の橈尺骨骨折 は創外固定で行うことが多かったのですが、最近は、橈骨の頭側と外側面に2枚のプレートを装着するダブルプレート法を行うようになりました。
本法を考案された、大分県の動物整形外科病院の樋口雅仁先生にご指導いただきました。
この方法は、解剖学的に骨折を整復でき、仮骨の形成も起こりやすく、術後管理も創外固定に比べて非常に楽になりました。

大腿骨骨折

LCP(ロッキング・プレート)を用いて整復。LCPは体内に入れることができる創外固定のようなプレートです。
従来のプレートに比べて角度の安定性があるので、固定力が強く、このような固定する場所が限られている骨折にも有用です。
骨膜の血行も温存されているため、11歳のネコですが、早期に骨癒合が得られています。

成長線の早期閉鎖

こどもから大人になるとき成長線という骨の”はし”の部分が伸びることで骨は長く大きくなっていきます。この成長線が傷ついたりして成長が一部または全部止まってしまうと、骨が曲がったり、短くなったりします。

前腕の2本の骨のうち下の骨(尺骨)の緑色の丸をつけた部分の成長が止まってしまったことで尺骨の成長が止まるが、もう一本の骨(橈骨)の成長はそのまま続くので橈骨の変形と肘の関節面(赤丸)の不適合が起こります。成長が止まってしまった尺骨の骨を切ることで関節面の不整をおさえます。

【尺骨成長板の早期閉鎖による前腕骨変形】

尺骨の成長板の早期閉鎖により、橈骨・尺骨の外反変形が起こることもあります。
足先が正常な方向を向くように矯正骨切りを行い、肘関節と手根関節の位置関係を正常に戻します。
このワンちゃんは、人の顎の骨折に使われるMatrix Mandibleというプレートを使って、Open Wedgeで固定しました。

脛骨異形成症

ミニチュア・ダックスフントに見られる脛骨(すねの骨)が成長に伴って内側に変形する病気です。脛骨の足先に近いほうの成長線の一部の成長が早期に止まってしまうため起こると考えられています。

手術は脛骨を切ってひざの関節と足首の関節の関係が正しくなるように固定します。

股関節形成不全

以前はこの病気は大型犬に多いと認識されていましたが、最近では小型犬でも散見されます。
原因は明確ではありませんが、遺伝的な素因によると言われています。
また、体重の増加や発育期の栄養のアンバランス、特にカルシウムの過剰摂取が股関節形成不全を助長すると考えられています。

股関節の寛骨臼の発育不全・変形、大腿骨頭の変形や骨頸部の骨棘の形成、関節包に緩みが生じ、股関節の亜脱臼・脱臼を起こします。
そのため歩行時にふらつきが出たり、痛みによって大腿部の筋肉量の低下が認められることもあります。

現在、股関節形成不全に対する外科的な治療は、股関節全置換術(THR)と大腿骨頭切除術(FHO)になります。
大腿骨頭切除術は、比較的体重の軽い場合に適応されることが多いようです。
この手術は大腿骨頭と骨頸部を切除し、寛骨臼に接触する痛みを取り除きます。

大腿骨の骨頭壊死

レッグ・ペルテス病とも言われます。
骨盤と関節をつくる大腿骨の頭の部分への血液の供給が不足して、骨頭が壊死してしまう病気です。若い小型犬にみられ、発症すると足を地面につかなくなったり、後ろ足を触るといたがったりするようになります。

骨頭の部分は壊死しているので、関節の痛みをなくすために骨頭を切除します。

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