ピュアちゃん:ミニチュアダックスフンド
頸部・腰部椎間板ヘルニア
ピュアちゃんは後肢の麻痺を主訴に来院しました。検査の結果、腰の椎間板ヘルニアであることがわかり、手術を行いました。術後は良好で、後肢を使って立てるようになりました。
順調に回復していましたが、1ヵ月後に急に前足に力が入らない状態になってしまいました。検査をしてみたところ、今度は首の椎間板ヘルニアを起こしたことがわかりました。
頸椎の腹側からドリルで骨に小さな穴を開けて、首の神経を圧迫している椎間板物質を取り除く頸部腹側減圧術(Ventral Slot)を行いました。術後の経過は良好で、今まで通り歩けるようになりました。