ライキちゃん:ボーダーコリー
前十字靭帯断裂
ライキちゃんは、12歳の散歩が大好きなボーダーコリーの男の子です。左の後ろ足が急につかなくなったので、検査してみると膝の前十字靭帯に損傷があることがわかりました。前十字靭帯を損傷すると、膝の関節に不安定性が生じ、関節炎が起こり、半月板の損傷を伴うこともあり、正常な歩行ができなくなります。
しばらく安静や痛み止めで経過をみていましたが、元通りの歩き方に改善しないため、手術を行うことになりました。手術は脛骨を骨切りして、膝の安定性を得るTPLOという手術を行いました。ライキちゃんは13歳のお誕生日を迎えましたが、元気に大好きな散歩に出かけられるようになりました。