ベルちゃん:ミニチュアダックスフンド
腰部椎間板ヘルニア
12歳のミニチュアダックスフンドのベルちゃんは、急に後ろ足で立つことができなくなりました。検査をしてみると腰の脊髄が2か所圧迫されていることがわかりました。
手術は脊椎をドリルで削り、脊髄を圧迫している椎間板を取り除くことで脊髄の減圧術を行います。今回はミニヘミラミネクトミーを行いました。ミニヘミラミネクトミーは脊椎の関節突起を温存できるので、術後の脊椎の不安定性が起こりにくくなります。
術後はダイエットにも成功し、元通り歩けるようになりました。
赤い矢印は、脊髄が圧迫されている部位摘出した椎間板物質