☆☆整形外科実習に参加してきました☆☆ TPLO Workshop By Fixin

20160216

月曜日でしたが、診察を休診して、整形外科実習を受けに東京まで行ってきました。

知り合いの整形外科の得意な先生からのお誘いがあり、日本で昨年より販売されることになった”Fixin”という
ロッキングプレートを使ったTPLO実習だったので、非常に貴重な経験となりました。

ロッキングプレートは獣医領域ではまだ広く使用されている訳ではありませんが、従来のプレートに比べると骨折や
矯正骨切りの際に骨膜の血流を温存したり、より安心できる固定が得られるといった利点があります。
当院ではSynthes社のLCPとMatrix Mandibleを使用していますが、イタリア製のFixinは購入しただけで、まだ使用経験はありません。

今回の講師の先生方は、アメリカの著名なDr. Brian beale 、イタリアトリノ大学の Dr. Bruno Peirone,
そして日本からは動物人工関節センターの是枝先生でした。
素晴らしい講師の方々で、丁寧に手術のコツやpitfallを教えていただきました。

TPLOの講義・実習はこれまでに何度か参加してきましたが、今回は1日としては一番長く、
朝の8時から夜の8時半までとなりました。
本当はもう少し長かったと思いますが、終電に間に合わないので途中で退室…

少し後ろ髪を引かれましたが、夜12時前には家に着くことができました。
普段ならよれよれになって帰ってくるところですが、今回は充実した時間だったのかあまり疲労感は感じません。

もしかしたら体力がUPしたのかも?と勝手に勘違いして、明日からの診療に臨みます。

院長  谷

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