神経外科講習会に参加してきました 2013 4月
Synthes Vet Spine Seminar 2013 Advanced Course に参加してきました。
会場は、東京武蔵野市にある獣医大学でした。朝8時半からの開始なので、始発の新幹線でも間に合いません。
何と、今回は夜行バスで行って参りました。
学生時代に乗ったきりなので、ちょっと不安がありましたが、不安的中!!
バスの中が寒かったり、足がつったりしてほとんど寝られません。
そうこうしているうちに、新宿駅で降りることに・・・
朝の5時半なのに、新宿は活気があります。
朝まで飲んでふらふらになっている若い人たちやホームレスの人がたくさんいました。
ついに、会場到着。
大学入り口です。昭和初期の建物でしょうか?
レトロな雰囲気がいいですね。
これから夕方5時半まで講習会です。
講習会はこちらの最新の建物の中です。
今日の講習会の内容は、神経外科のアドヴァンスコース。基礎編にたいして上級者向けといったところでしょうか。
環軸椎不安定症、頚椎固定術、腰仙椎狭窄症といった脊椎・脊髄の病気に対して行われる外科手術手技の勉強です。
講義と実習があり、実習はプラスチックの骨のモデルを使って、ドリルで穴を開けたり、チタン製のプレートをスクリュウで固定します。
写真は腰椎と仙椎のモデルです。
神経の圧迫を取り除くため、骨を削ってその後、
それぞれの骨にスクリュウを入れて脊椎を安定化させます。
勉強熱心な先生がばかりで、とても刺激になり貴重な体験をさせていただきました。
講師の先生方も、大変親切で丁寧なご指導をいただきました。本当にありがとうございました。
帰りは、知り合いの先生と一緒に新幹線で名古屋まで・・・とっても快適です。
お土産は、実習で使った骨のモデル。紙袋にいれて大事に持って帰りました。
お菓子もお土産に買ったのですが、家族が袋の中身を見てびっくり、あきれてました。
骨外科が好きな先生は、骨のプラモデルをもらえると嬉しいんですよ。
院長 谷