TPLOセミナー ☆
診察を休診して、整形外科のセミナーに参加してきました。
会場が埼玉県で、開始時刻が9時半からでしたので、朝6時前に家を出ました。
早起きは苦手ですが、意外と学会や旅行に行くときはきちんと起きれます。
今回の講習会は、膝の靱帯断裂に対する技術セミナーです。
TPLOは、膝の関節の脛骨側を半円状に骨切りし、関節面の角度を変えることで膝の安定性を得る手術です。
TPLO等の脛骨の骨切り術は、手術手技が多くなり侵襲度が高くなりますが、術後早く足をつけることができるようになります。
当院では、最近前十字靭帯断裂の症例を診ることが多くなりましたが、従来の関節外法で対応していました。。
ただ膝の角度が急な症例は、脛骨の骨切りの必要性を感じます・・・・
TPLOは、整形外科の中でも特殊な手術法になりますが、どうしてもマスターしたくて過去にも講習を受け、必要な手術器具もすべて揃えました。
総額は結構というか、かなり高額でビックリ@@!!
手術器具も買ってしまったし、今年中には何とかしないといかんですよ、やっぱり。
というわけで、いざ会場へ・・・・
セミナーは、スペシャリストの先生方からテーマ毎に講義をしていただき、その間に実習という感じで進められました。
今回は、実際手術をする気持ちでセミナーに臨んだので、以前の講義内容を何回か復習してきました。
実習は、講師の先生方に自身の経験もふまえて、とても丁寧に説明をしていただきました。
今までのセミナーで聞けなかった手術のコツやピットフォールも教えていただき、とても充実した1日になりました。
まだまだ、練習と勉強が必要です。頑張ります!!
院長 谷