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ゆう動物病院だより

猫ちゃんのごはん事情

こんにちは!

秋もだいぶ深まってきましたね。食欲の秋ですね。

食べることが好きな私にとっては、素晴らしい季節です(^▽^)(笑)

 

先日、通っている料理教室で鯵をまるごと1匹さばく体験をしました。

三枚におろして、片栗粉で揚げて南蛮漬けに。

白身がふわっとしていて、とてもおいしかったです!!

 

魚といえば、猫ちゃんの好物ですよね。

実はこれ、日本だけで定着しているイメージだそうです。

日本人が日常的に魚をよく食べるから、一緒に暮らしていた猫の餌も自然とそうなったそうなんです。

イタリアでは、猫ちゃんがスパゲティをすすっているのだとか…

(某人気テレビ番組【〇〇ちゃんに叱られる!】でやっていました)

 

しかし魚好きだからとって、魚だけをたくさん与えると栄養が偏ってしまい、健康に良いとはいえません。

例えば、赤身の生魚ばかり食べさせているとチアミン(ビタミンB1)欠乏症を起こし、神経症状が出る危険性があります。

本来、猫は野生では肉食動物で狩りをして生身の肉から必要な栄養素を得ているのですね。

総合的に栄養バランスのとれた市販のキャットフードを与えていれば、基本的に問題はありません。

猫ちゃんはとてもグルメで好き嫌いも結構はっきりしています。1種類のフードに限らず、子猫の頃からいろんな種類のフードを与えて慣れさせるとよいそうです。また、野生では狩りをして捕まえた動物の生肉を温かいうちに食べるので、飼い猫ちゃんもをごはんを温めてあげると香りも良く、喜びます😊

ちなみに・・・猫ちゃんがドッグフードを日常的に食べるというのはNGです。猫はタウリンという必要な栄養素を食事で摂取する必要があるため、タウリンの含まれない犬用のエサを与えていると、タウリン欠乏症になり、心臓の機能障害を引き起こす可能性があって危険です。

市販のフード以外で、お家で手軽に準備できるものとしておすすめなのは、とりのささみです。味付けはなしで、湯がいたものや電子レンジで温めてあげればOKです。猫ちゃんもワンちゃんもすごく喜んで食べてくれます😊

愛猫・愛犬の食事の参考にしてみてくださいね♪

 

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