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ゆう動物病院だより

お口のケア(デンタルケア)について

今回はデンタルケアについてです。

当然のことながら、わんちゃん・ねこちゃんは自分で歯磨きしません。お口を自分で綺麗に保つことはできないので、これは飼い主さんがしてあげるしかありません。

歯磨きを全くせずに放置した場合、、、

食事後の歯垢が歯石となり、歯肉炎・歯周病となります。細菌を含む歯石は、やがてあごの骨を溶かし、血管に流れて心臓や肝臓、腎臓へと届いて全身状態を悪化させることもあるのです。

すぐに上記の状態になるわけではありませんが、なるべくなら早めにお口のケアをしてあげたほうがいいです。

食事で歯についた汚れは歯垢といって、数日で歯石になります。

一度付着した歯石は、基本的に麻酔下の処置でないと除去できません。

歯石をとりたい場合は麻酔をかける必要があります。

重度の歯周病になると、歯を抜く処置が必要です。

費用も数万円はかかります。

やはり幼い頃からお口を触って、お口のケアをはじめることが望ましいですが、1歳以上になって口を触られることに慣れていない子は、まず慣らすことからはじめてみてください。

咬まれないように注意しながら、褒めながら行う、ご褒美をあげることで慣らすことができます。

段階的にデンタルケアをしましょう。

ステップ1 口を触る練習をする。軍手をつけて行う、布を指に巻き付けて、歯を触る。最初は、味付きのデンタルジェルを歯になすりつけるのが私のおすすめです。

ステップ2 口や歯を触ることになれてきたら、お好きなデンタルケア製品を導入しましょう。デンタルジェル・デンタルシート・指サック・歯ブラシなどを使う。これは飼い主さんとわんちゃんねこちゃんが使いやすいものでOKです。

ステップ3 歯ブラシでブラッシングを行う。やはりブラッシングが一番有効です。この段階まできたら、毎日とはいわずとも、リラックスタイムに習慣づけをしていきましょう。

ちなみに、柔らかいフードよりは、硬いフードのほうが歯垢がつきにくいです。

すでに歯石がついている場合は、一度麻酔下の処置で全部綺麗にしてから

お口のケアに取り組みましょう。

また、具体的なデンタルケアやブラッシングについての詳しい方法をお伝えしたいと思います。

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