「歩き」と健康寿命/足をひきずる、びっこなどの症状について
あけましておめでとうございます。
今日は雪もちらついており、外は本当に寒いですね。
寒いですが散歩に行ったり、あまりにも寒いと家の中で愛犬と愛猫を歩かせているご家庭も多いかもしれませんね。
適度な運動習慣は、愛犬や愛猫の筋肉量を維持することに役立ち、健康で長生きをさせてあげられることにつながります。
犬や猫でも老齢になると足腰が弱って筋肉量が低下し、歩けなくなって寝たきりになると、ものすごいスピードで老化が進んでいく様を何度も見てきました。歩ける、とは犬や猫にとってとても大事なことなんですね。
人間においても 「ロコモティブ症候群」 といって、運動器の機能低下、立つ、歩くなどの動作が難しくなる、という表現が使われることがあります。動物も同じで、このロコモの状態を予防・改善する意味でも散歩のような運動は大いに助けになり、健康寿命をのばすことに貢献してくれます。
中高齢の子でも、自分の力で歩かせてみてください。
若齢だと、元気に走りまわったり、激しく飛び回ったりしますね。
例えば、飼い主さんが立って抱っこをしているところやソファなどから飛び降りてしまったあと、足のびっこをひくようになったり、触ると怒って噛みつくことがあります。こうした場合、高い位置から飛びおりる距離が自分でつかめていないと、着地時に調整ができずに、前肢および後肢を痛めたり、骨折してしまうケースがあります。
このような事故を含め、何かの拍子に足のびっこをひく場合があります。
足のびっこは、「跛行」といって、大きく分けて2種類あります。
➀神経の異常(麻痺)・・・足をひきずることが多い、ひきづる方の足のつめがすれているなど
②整形(骨)の異常・・・びっこ、あげている(挙上)、膝が外れていたり、膝の靱帯が切れていることなど
上記のような状態が2.3日経っても続き、よくならないと、様々な原因が考えられます。
高齢であることや、特定の病気(免疫の病気等)によって靱帯がゆるみ、何かのきっかけで切れてしまうこともあります。
歩くときにふらつきがある場合、変な歩き方をしているけどどうなの??
という場合は遠慮なくご相談くださいね。